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尿石症について

排尿時異変
気づいたらご相談ください
尿石症とは、尿に含まれるミネラル成分が結晶化して結石となり、
尿路(腎臓、尿管、膀胱、尿道)に留まることで、さまざまな症状や合併症を引き起こす病気です。
排尿時に痛みを伴ったり、放置すると命に関わることもあるため、早期発見と適切な治療が大切です。

こんな症状ありませんか?

尿石症になると、下記のような症状が見られるようになります。
  1. 排尿時に痛がる
  2. 尿の色が濃い
  3. 血尿が出ている
  4. 尿の回数が増える(頻尿)
  5. トイレからなかなか出てこない
  6. トイレ以外の場所で排尿してしまう
  7. 排尿姿勢をとっても尿が出ない
  8. 元気や食欲がなくなる

尿石症の要因

尿石症の原因は複数あり、それらが組み合わさることで発症します。
主なリスク要因として、遺伝や体質的な先天的要因のほか、食餌(ミネラルを過剰に含む食べ物、過度なおやつ)、飲水量の不足、運動不足、肥満、ストレス、尿路感染症などの後天的要因が挙げられます。

また、特定の犬種や猫種は、尿石症にかかりやすいとされています。

  1. 犬の場合・・・ダックスフンド、ミニチュア・シュナウザー、シー・ズー、トイプードル、ダルメシアンなど
  2. 猫の場合・・・アメリカンショートヘア、スコティッシュフォールド、ヒマラヤン、アビシニアン、ラグドールなど

尿石症の主な治療方法

尿石症の治療は、結石の発生部位や種類、大きさによって異なります。

食餌療法

特定の処方食を与え、ミネラルの摂取量を制限したり、尿のpHを調整することで、結石の形成を防ぎます。
また、すでにできている結石を溶かす効果も期待できます。

内科的治療

点滴治療などで、結石の排出を促進します。
膀胱炎を併発している場合は、抗生剤や止血剤、消炎剤などを併用します。

外科的治療

大きな結石や尿路閉塞(尿石が尿路につまって排尿できない状態)を引き起こす場合は、手術により尿石を取り除く必要があります。

尿石症の予防法や対策

尿石症を予防するためには、日頃から生活習慣や食餌、飲水量に気を付けましょう。
  1. 犬猫専用のフードやおやつ以外のものを食べさせない
  2. いつでも新鮮な水を飲めるようにする
  3. ドライフードに水をまぜたり、ウェットフードを利用する
  4. 日頃から尿の量や回数、色をチェックする
  5. トイレを清潔に保つ
  6. 適度な運動を心がける
尿石症の予防法や対策
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